2016年10月14日
Oh!西脳神経外科 10/14(金) 【明石市大久保】
手術当日。 ブラッドパッチ術というのだが、これが

脊柱と硬膜間の硬膜外腔という隙間にカテーテルを入れて、別に採った自分の

血を流し込んで、硬膜を外から押し固め癒着させるという荒業なのである。

朝食後から飲食禁止になるので、ゆっくりと味わって食べる。
昼過ぎ、おむつ履いて手術着に着替え多段の点滴針に交換。

ストレッチャーにのせられて、16時に手術室へ入る。
手術台ではうつむきに寝るけど、特殊なゲル枕で息ができるようになっている。
うつ伏せで両手を前に出し、左腕は血圧計と酸素濃度計を装着で、右腕は点滴。
レントゲン取りながら、まず臀部の腰あたりにチクチクと目印を付けられる。
そして部分麻酔を何か所か、効いてきたころに「さぁ、いきますよー」。
うつ伏せでシート被せられてるんで、されていることは全く見えない。
しばらくすると、背骨の中をグググーっとナントも言えん違和感。
気色悪痛いのを「うぬぬーっ」「ぐわっ」とか言いながらもぐっとこらえてると、
全身にアブラ汗が浮いてくる。 かれこれ1時間ほどたったと思えた頃、
私 「先生、何分ぐらいガマンしたらええん?」と聞くと、
先生「届くまで」
私 「どこまで入れるん?」
先生「入るとこまで」
先の見えない不安と、気色悪い痛みで気が遠くなりそうになる中
必死で質問方法を考えて、
私 「先生、富士山登るとしたら何合目っ!?」
先生「今、五合目くらいかなぁ」
私 「エッ、まだ半分!?」
先生「でも、五合目からは早いですよー」
私 「じゃぁ、もう少しがんばる・・・」
私 「ううぅぅー、ぐわっ」
先生「麻酔追加しましょうねー」
私 「ぬぬぬぅ、ぐぅー」
先生「ぼちぼち九合目ですよー」
私 「ほんなら、もう少しがんばる・・・」
私 「ぬうぉー」
先生「ハイ山頂に到着、今から血入れますー」
先生「10ccづつ入れますから~、ハイどんどん血採ってねー」
首あたりがパンパンに膨らんでくると、今度は背中に移動して、
さらに自家血を注入され、背中までパンパンになったころ、
先生「はい、ご来光ー!、頑張りましたぁ」
先生「100ccも入ったわ新記録や、おめでとうー!」
ってなんにもうれしくない記録なんだが・・・
村岡100kmを走り終えたような達成感を感じた。
血をなじませるとかで、ストレッチャーでゴロゴロ転がされたあと、
CT撮って病室へもどったのが、19:30くらいだったか。
ご飯食べていいですよと言われても、もう痛くて気分悪くて
とても無理だったので、夕食はお断り。
それから、3日間絶対安静やしオシッコは管通すとのことで、
看護婦さんにちんちんひっぱってグリグリとミミズの串刺しみたいにされた。
ところが膀胱手前で引っかかるとかで、もう一人の看護婦にヘルプで、
二人がかりでミミズの串刺しも結局通らず、シビンでいいと・・・
たぶんバイクのサドルでグリグリして、括約筋が大きくなってるから
だろうなぁと思ったけど、尿道がヒリヒリしてこれはモウたまらんかった。
いちおう病室に落ち着いたけど、首から背中が鉛のように重く、
なんとも苦しくて、オシッコも痛くてもうカンニンしてーという感じで、
朝まで眠れなかった。

脊柱と硬膜間の硬膜外腔という隙間にカテーテルを入れて、別に採った自分の

血を流し込んで、硬膜を外から押し固め癒着させるという荒業なのである。

朝食後から飲食禁止になるので、ゆっくりと味わって食べる。
昼過ぎ、おむつ履いて手術着に着替え多段の点滴針に交換。

ストレッチャーにのせられて、16時に手術室へ入る。
手術台ではうつむきに寝るけど、特殊なゲル枕で息ができるようになっている。
うつ伏せで両手を前に出し、左腕は血圧計と酸素濃度計を装着で、右腕は点滴。
レントゲン取りながら、まず臀部の腰あたりにチクチクと目印を付けられる。
そして部分麻酔を何か所か、効いてきたころに「さぁ、いきますよー」。
うつ伏せでシート被せられてるんで、されていることは全く見えない。
しばらくすると、背骨の中をグググーっとナントも言えん違和感。
気色悪痛いのを「うぬぬーっ」「ぐわっ」とか言いながらもぐっとこらえてると、
全身にアブラ汗が浮いてくる。 かれこれ1時間ほどたったと思えた頃、
私 「先生、何分ぐらいガマンしたらええん?」と聞くと、
先生「届くまで」
私 「どこまで入れるん?」
先生「入るとこまで」
先の見えない不安と、気色悪い痛みで気が遠くなりそうになる中
必死で質問方法を考えて、
私 「先生、富士山登るとしたら何合目っ!?」
先生「今、五合目くらいかなぁ」
私 「エッ、まだ半分!?」
先生「でも、五合目からは早いですよー」
私 「じゃぁ、もう少しがんばる・・・」
私 「ううぅぅー、ぐわっ」
先生「麻酔追加しましょうねー」
私 「ぬぬぬぅ、ぐぅー」
先生「ぼちぼち九合目ですよー」
私 「ほんなら、もう少しがんばる・・・」
私 「ぬうぉー」
先生「ハイ山頂に到着、今から血入れますー」
先生「10ccづつ入れますから~、ハイどんどん血採ってねー」
首あたりがパンパンに膨らんでくると、今度は背中に移動して、
さらに自家血を注入され、背中までパンパンになったころ、
先生「はい、ご来光ー!、頑張りましたぁ」
先生「100ccも入ったわ新記録や、おめでとうー!」
ってなんにもうれしくない記録なんだが・・・
村岡100kmを走り終えたような達成感を感じた。
血をなじませるとかで、ストレッチャーでゴロゴロ転がされたあと、
CT撮って病室へもどったのが、19:30くらいだったか。
ご飯食べていいですよと言われても、もう痛くて気分悪くて
とても無理だったので、夕食はお断り。
それから、3日間絶対安静やしオシッコは管通すとのことで、
看護婦さんにちんちんひっぱってグリグリとミミズの串刺しみたいにされた。
ところが膀胱手前で引っかかるとかで、もう一人の看護婦にヘルプで、
二人がかりでミミズの串刺しも結局通らず、シビンでいいと・・・
たぶんバイクのサドルでグリグリして、括約筋が大きくなってるから
だろうなぁと思ったけど、尿道がヒリヒリしてこれはモウたまらんかった。
いちおう病室に落ち着いたけど、首から背中が鉛のように重く、
なんとも苦しくて、オシッコも痛くてもうカンニンしてーという感じで、
朝まで眠れなかった。
Posted by RSG4GO at 23:59│Comments(2)
│病院食
この記事へのコメント
大変でしたね~。
現代医学は、スゴイもんですネ。^_^;
現代医学は、スゴイもんですネ。^_^;
Posted by いのいち at 2016年12月10日 18:57
いのいちさん、コメントありがとうございます!
いや、そりゃもう大変でしたよー。
こんなスゴイ目には二度と出会いたくないもんです。
いや、そりゃもう大変でしたよー。
こんなスゴイ目には二度と出会いたくないもんです。
Posted by RSG4GO
at 2016年12月10日 21:52
